厚生労働省は4年前の改定で、かかりつけ医の機能を評価する仕組みを作った。

超高齢化社会では入院から自宅療養へのシフトが必要で、その担い手として、

より重要と考えるためだ。

これまでかかりつけ医を自負してきた開業医は多数いても、

要件の一つの在宅医療の提供などによる「24時間対応」がハードルとなり、

この報酬を受ける医療機関は診療所の5%程度にあたる

に過ぎなかった。

このため、今回の改定では要件を緩和した。24時間対応は、

他の医療機関との連携で確保しても良いこととし、

連携した場合の報酬を新設。夜間休日に対応するなど、

かかりつけ医として患者を診た場合、初診料に800円

(患者負担は3割の場合240円)を加算する「機能強化加算」が設けられた。

今回の、措置がどうなるのか?

患者目線だと、かかりつけ機能のない診療所にいくという

選択肢も十分に考えられる。そうしないと、あそこの診療所は

初診料が高いという噂が立つかもしれない。

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