私は、医学部在学中に、自分の将来について悩んでいました。
と言いますのは、実家は医師ではなかったので、家を継ぐことは
できないと思いました。
また激務の大学病院でもどうかなと考えました。
そこで、バスケットボール部の先輩に相談しました。

そうしたところ、その先輩が役所に勤務するということでした。
そこで私も、それがいいのではないかと翌年医系技官として
就職が決まりました。

それからは厚生省にて定年まで勤務しました。
それから知人の紹介で大学病院で、公衆衛生を教えました。
それから教授になりました。

但し、時間が少しありましたので、そのまま、また別の
方の紹介で、クリニックで院長を務めました。
ただ、実際にはあまり臨床の経験がなかったので、事前に
薬などの経験を補うために、前院長からレクチャーを受けました。

その後、教授の退官となりました。
それから、こちらにお世話になって、茨城の老健施設への
就職が決まりました。

その際には、宿舎や引っ越しまで全てお世話になりました。
お陰で78歳になっても安定した職に就くことが出来ました。

これからも体力が続く限りこの仕事を継続していきます。
今回はありがとうございました。

(茨城県 老健施設長 78歳)

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