私は6ヵ月ほど前に、キャリアDEメディカルドクターさんのご紹介で
在宅診療を行うクリニックに就職が決まりました。
それまで、主に病院やクリニックの内科医師として勤務してきました。
実は以前から在宅医療に興味がありました。
いつか、開業したら、在宅医療をやってみたいと漠然と考えていました。
それは日本全体が高齢化で、開業している先輩から普通の外来では
以前ほどの患者さんが見込めず、クリニックの存続に関わるという
ことを医局を通じて聞いたからです。
実際に、私自身も病院勤務時代に、患者さんの在院日数がかなり短いので
家族も大変だなと思いだしたのもありました。
ただ、病院でできることが終わったら自宅に帰るしかありません。
病院勤務の医師としてできることはそこまでです。
しかし、何日か、お手伝いで在宅医療を先輩のクリニックで手伝う
機会がありました。そこでわかったことが衝撃でした、退院した患者
さんは病院では弱弱しかったのですが自宅に帰った途端に父であり
家主であり、家族にとっては大変貴重な存在で無くてはならない
人でした。当たり前のことですがそのことが分かって以来、医師にとって
できることが終わったらそれで関係は終わりというのは少し違うと
考え出しました。
それから人づてに聞いたのがこちらのキャリアDEメディカルドクター
さんでした。在宅医療の医師の仕事に詳しいコンサルタントの方が多く
業務の内容をよくわかっていました。また、一日何件の訪問を施設や
居宅で何人診るかというのは医療法人やクリニックによって大きく
変わります。そのあたりも、クリニック毎に詳しく説明して頂きました。
私は将来の開業も見据えて、居宅が多い在宅クリニックを探して研修
がしっかりしているところに面接に行きました。
院長とも話が合いました。お陰で採用はすぐに決まりました。
今は約60人の患者さんの主治医をしています。こちらのクリニックでは
夜は当直の先生がいて、原則、夜は余程のことが無い限り出動は
有りません。それでも長く診てきた方へはなるべく最期までおつきあい
できるようにしています。まだまだ、半年ですら学ぶことが多いですが
在宅医療を専門とする医師と呼ばれるように日々研鑚を積んでいます。
今回、こちらのコンサルタントの方に出会えたことは本当にラッキー
でした。
(在宅専門クリニック勤務医師 46歳 神奈川県)
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