がん診療ガイドライン作成委員は製薬企業から年間計3億円の金銭的報酬を得ている
がん診療ガイドライン作成委員は製薬企業から年間計3億円の金銭的報酬を得ている――。
日本の主要な医学会理事個人に対して製薬企業が支払った金額を報告しておりますが、
その結果は19学会で352人が計7億円以上の受け取りがあるという驚くべきものでした。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2723072
これは、いったい、なんと理解したほうが
いいのでしょうか?
さしずめ、お金を払えば、センター試験の、問題と
回答をセットで教えてくれることに等しいと考えた
ほうがいいのでしょうか?
それよりも、もっと直接的な形のものだと思います。
製薬企業に勤務する人は、このような形で
がん診療ガイドライン作成委員を支援することが
倫理的にかなり正しいことであると、企業内で
研修を受けてきたということでしょう。
海外ではこのようなことがかなり厳しくなって
来ているようです。
海外のメディアでは広くそのような倫理観に
悖る活動は批判されているようです。
ことが大きくなって日本語のメディアで話題に
ならないうちに早めに、対応を考えたほうが
いいでしょう。
何度言われても、膿は出し切れないようです。
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