武田薬品と言えば、日本屈指の製薬メーカー、選択と集中が必要ということか・・・
武田薬、大衆薬事業をブラックストーンに売却 医療用薬品に注力
武田のクリストフ・ウェバー社長は会見で「武田は医療用医薬品にフォーカスしており、
コンシューマー事業には十分なレベルの投資が難しい。
成長のためにベストな結論」と売却の理由を説明した。
同社は、消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、
ニューロサイエンス(神経精神疾患)の5つの領域を主要領域と位置付けている。
この報道から何が見えるのか?
大衆薬は、新薬開発に投資を行いながら
回収できるほどの、魅力的な市場ではなくなった
という現実を示している。という見方もできる。
但し、別の見方としては、
武田薬品はそのような大衆薬を製造したり
販売したりするタイプの企業ではないという
結論に達したということでしょう。
多くの企業が自分のポジションを明確にして
そこから競争戦略で勝てる方法を模索しています。
これは企業でなくても、個人でも同様です。
自分は何が出来て、何が出来ないのか?
客観的に見て、自分の得意分野を伸ばす
ことが出来れば、人生の時間で勝てる
確率が上がるだろうと考えるのは、
自分だけではないと思います。
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