在宅医療の方が治療費が高いのではないかという誤解について
在宅医療の方が入院して治療を受けるよりも値段が高い?
弊社では、2016年頃より、
新宿ヒロクリニックの英院長と共催で
「かかりつけ医療研究塾」を運営してきました。
その中では、正直、患者さんの負担についてそれほど
議論したことはありません。
多分、その在宅医療に掛かる費用が争点になった
事例が少ないからだと思います。
いい記事がありました。
「医療保険、介護保険の上限額は収入や年齢で異なりますが、例えば上限がそれぞれ8000円の
人であれば、看護師やホームヘルパーが毎日来て、点滴や介護を受け、
濃厚な在宅医療行為を受けても、1カ月の費用は1万6000円となります。
では、介護保険が受けられず、3割負担の医療保険のみの人は?
たとえばがんの末期では月3万円前後、点滴のポンプやいろいろな機械を導入すると
月7万~8万円前後。高額だと思いますか?
しかしこれでも入院時の費用と変わらないか、低いくらい。人生の最期の時間を自宅で
思うように過ごせるわけです。その価値は計り知れませんし、むしろリーズナブルではないでしょうか。」
あけぼの診療所院長の下山院長からの、お言葉です。
在宅医療では、医療機器も使えず、出来る事が
限界があります。
そのような状況では、関わる人も家族を含めて
最小限です。
日本のような先進国では人件費は高額です。
人が関わればそれだけ、費用がかさむわけです。
在宅医療は、出来るだけ、本人の力と家族の協力の
元で出来ることだけをやるための医療です。
そして、コロナ禍では、セルフケアも言われて
います。
先端医療でないと解決できないこともたくさんあります。
しかし、周囲の協力で実現していくことも大切である。
それが在宅医療だということなのでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4ce3d804122a276409963496034bd8da3f429d8
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