天野先生の退任から、考える、これからのドクターの力量

順天堂大学医学部教授の天野先生が、退任されます。

"神の手"が警鐘、日本で「医師の質」が急低下した根本原因

中々、示唆に富んだ内容でした。

日本では、私立、国公立に関わらず

1人の医師を育てるのに、1億1千万円が

かかるという現実があって、それに

対して、どうやって恩返しをしていくか?

について語られています。

「強い思いで徹底的に自分を追い込み、「結果を出せる医師になってやろう」

と突き進んできた私のような「貧しい世代の医師」とは、

考え方が違ってしまうのは当然です。

しかし、そうした状況であっても、

「自分たちが新しい医療をつくり、新しいステージを見つけ出す」。

そんな気持ちで「突破」し、先輩たちをどんどん追い越してほしいのです。

そんな突破力を育むために必要なことはなんだろうと、

ずっと思いをめぐらせてきましたが、一番大切だと感じているのは「誠実さ」です。

さらに、医療安全が重視されている今の時代、医師は、一般的な社会の

ルールに加えて医療のなかのルールをしっかり把握したうえで守ることが絶対条件です。

これは、手術の技術と同じように、誠実に経験を積んできた医師と、

若手医師とでは圧倒的な差が出てきます。

かつては、情熱だけで患者さんの信頼を得られていた時代がありました。

私もそういうタイプの医師でした。

しかし、今は情熱だけでは医療のリスクを払拭できませんし、

患者さんの信頼も獲得することはできません。

つまりは、誠実さ、知識、経験に加え、医療安全やEBM(科学的根拠に基づく医療)に

則ったルールに沿うことが重要です。

そこまで身につけた医師が、いずれ先輩医師に追いつき、追い越していく

スタートラインに立てるといえるでしょう。

私も若い頃に、先輩医師たちを突破しなければならない状況が何度もありました。

そこでは、自分を徹底的に追い込んで、世代の違う医師たちとも闘ってきましたが、

結局は患者さんとの信頼関係を築くことが何よりも必要なのです。」

社会環境の違いが今の日本の医療界の中でも

様々な影響を与えています。

裕福な家庭でないと、勉強する環境も得られないということでしょうか。

また、大きな問題として情報格差が無くなったことも大きいでしょう。

かつては、大学は図書館の蔵書の数で、知のレベルを

競いました。

医師という立場も、普通の人より、医療に対する

深い知識、経験があるから尊敬されました。

しかし、ネットに落ちているような情報では

患者さんは誰も納得してくれません。

事実、個人でも、初診の際には、全て

症状を検索して可能性を探ってから受診します。

ネットより情報の精度が低い場合は、

受診した医師への信頼度が下がることは

避けられません。

そのような意味でも、より、高い、知識量と

経験が求められることが現実です。

https://blogos.com/article/522826/?p=1

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