コロナ感染予防対策の一律加算が終了、10月以降の医療費に注目する。
10月からは病院に対する国の補助金に切り替え
発熱外来設置や自宅療養者対応の病院には手厚い加算
幽霊病床の発祥の元になった補助金は以下です。
新たにコロナ病床を確保してくれる医療機関に対して、1床当たり、
重症患者向けが最大1950万円、中等症以下は900万円の補助金を支払うことを発表した。
通常の医療費に加えて、特例的な補助を行うことで、医療機関に対してコロナ病床の増加を働きかけたのだ。
こちらが今回の評判が悪かった内容です。
https://diamond.jp/articles/-/284812?page=4
そこに10月末で終止符が打たれ、次のフェーズに移行しました。
10月以降は、医療機関の感染防止のための経費として、診療報酬での加算ではなく、
感染対策の実績に応じた国の補助金(病院と有床診療所は最大10万円、無床診療所は最大8万円、12月末まで)
に切り替えられる。この見直しによって、患者が負担していた10円の加算(70歳未満の場合)もなくなる。
今後は実費を補助という形に切り替えのようです。
https://gemmed.ghc-j.com/?p=43480
感染防止の対策については比較的抑え目です。
しかしながら、リスクの高い、次のステップである
発熱外来、コロナ患者に対する自宅への往診へは
3倍から5倍の加算があります。
ここについては、医師と言えども、避ける方が多い部分です。
致し方ないのでしょう。
いずれにしても、終息を祈るばかりです。
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