AIを活用した「人工膵臓」の開発 チューブ不要のパッチ式
AIを活用した「人工膵臓」の開発 チューブ不要のパッチ式
1型糖尿病患者では、一日に何度もインスリン注射が必要になる。
そのインスリン注射を自分で打たなくて済むシステムが「人工膵臓(すいぞう)」。
正式には「インスリン自動投与制御システム(AIDシステム)」という。
欧米ではすでに臨床使用されており、日本では医療機器メーカー
「テルモ」(東京都渋谷区)が開発を進めている。
工膵臓で構成される機器は、パッチ式インスリンポンプは
自社製品を使うが、足りない技術は海外企業との提携によって補う。
パッチ式インスリンポンプは、インスリンを送るチューブのない
構造のポンプで、2018年にテルモが国内初の製品を発売している。
医療の技術はAIによって、自動化がさらに進んでいきますね。
確かに、様々な技術の組み合わせによって、人工的に膵臓の
機能を作り出すということです。
但し、一つだけ言えるのは根本的な病気そのものを治すものでは
無いということです。ですから、Ⅰ型糖尿病患者さん対象という
事なのでしょう。生活上の手間は大きく軽減されます。
実用化まで5年ということですが、早期に日本へも導入されることを
祈っています。
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