中国政府がゼロコロナに固執する本当の理由
中国政府がゼロコロナに固執する本当の理由
中国・四川省の成都市は人口2100万人の大都市だ。
その成都がコロナを封じ込めるためロックダウンに
踏み切ったのは今月1日のこと。
3月末から行われた上海のロックダウンは約2カ月間。
地獄のような都市封鎖が始まるのかと市民は身構えたに違いない。
次第に収束に向かいつつあるコロナパンデミックですが
ロックダウンをやっている国もあるのは驚きです。
個人的に、聞いたのは、習総書記が経済力の高い
上海や、成都に対しての締め付けも兼ねて行っている
という話でしたが、別の理由もあるようです。
確かに、現状の日本で得られる情報では
中国の医療事情は不明に近いものです。
1~2年前にNHKのクローズアップ現代で
中国人のがん患者が日本の健康保険を手に入れて
学生ビザで入国し、高額ながん治療を安く受ける
ということが大きなビジネスになっている
位だから、医療はまだまだ整備されていないことは
理解できます。
但し、今回の記事は驚きです。
「中国にはクリニックのような町医者がほとんどいません。
いったんクラスターが発生すると大病院に患者が殺到し、
簡単に医療崩壊を起こしてしまうので、ロックダウンに
よって封じ込めるしかないのです」
というのが真実のようです。
確かに、日本は少し歩いたり、車で行けばすぐに
診療所があって、手厚い医療が受けられる。
これは世界に冠たる医療でしょう。
医療というインフラを整備することは、
中国位巨大な国になっても簡単では無いという
事です。
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