もしかしたら、ほんの少しのアイデアの組み合わせを変えるだけで、大きく進歩が出来るかもしれない。
聴診器がスマートフォンにつながれば、通院の多くは削減できる:ポーランド企業が考える新しい遠隔医療のかたち
アルゴリズムが肺の異常音を検知
この聴診器は、Bluetooth経由でスマートフォンに接続して使う。
高性能なマイクを利用することで、肺の内部の音を周囲の音から分離する仕組みだ。
「通院のうち最大75パーセントは不要なものなのです」と、ラドムスキーは言う。
「患者のなかには、病院に行く前は調子がよかったのに、帰ってきたら具合が悪くなったという人もいます。
これなら家庭でのモニタリング用に、患者の健康を危険に晒さない器具を提供できます」
https://wired.jp/2020/10/13/bluetooh-stethoscope-stethome/
確かに、多くの医師が聴診器で
患者の呼吸器の音を聞き取る。
それは普通のことである。
一体、それをデータ化しようという
試みがどうしてされなかったのか?
これこそ、AIを使って、膨大なデータを
分析が可能になると思われます。
「上空を通過する飛行機の音を聞くだけで、その機種を判別できますよね。
それなら、肺の内部で起きていることもモデル化できるはずです」と、
ラドムスキーは説明する。StethoMeの最新の調査によると、
このアルゴリズムの精度は平均的な開業医と比べて39パーセント高かったという。
当然、音の分析も膨大なデータから行うほうが
医師の個別の職人芸よりも正確になる事は
理解できる。
但し、ここでポイントは遠隔診療でこれを
行うと、患者が個別に聴診器を持たないと
いけないということである。
しかし、これも、早期に解決されると
思われる。聴診器に、データを収集する
端末を付けて、スマホに接続するだけで
出来るのなら、Fitbitをはじめとした
スマートウォッチメーカーは朝飯前に
可能だと考えられる。
いずれにしても、医療機関を訪れる機会が
減る技術であることは間違いないだろう。
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