患者が病院を選ぶ際の最大の理由は「医師の紹介」である
重症患者割合の向上に向け、地域連携の強化による「医師からの患者紹介」をさらに重視
病院を選んだ理由」を見てみると、入院・外来のいずれでも「医師による紹介」が最も多くなりました。
外来では38.1%、
入院では51.6%です。
入院では
▼専門性の高い医療の提供:25.7%
▼医師・看護師が親切:25.0%—などが、
外来では
▼交通の便:27.2%
▼専門性の高い医療の提供:24.1%
病院情報の入手元として、
入院では
▼家族・知人・友人の口コミ:72.2%
▼医療機関の相談窓口:25.1%
▼医療機関の発するインターネットの情報:14.5%―などが、
外来では
▼家族・知人・友人の口コミ:70.5%
▼医療機関の発するインターネットの情報:21.2%
▼医療機関の相談窓口:16.4%
▼医療機関・行政以外のインターネットの情報:12.1%
入院では「食事」や「プライバシー」、
外来では「待ち時間」で患者の不満大きい
以上のような、結果を見ると、やはり
入院では、大病院の満足度が高く
待ち時間の不満が高いということが分かります。
つまり、重症の場合で、どうしても緊急度の
高い医療が必要な場合を除いて、大病院を
避ける、まずは、地域の医療機関で様子を
見るという行政の方針が行き渡っていると
同時に、ある意味の、昔の時代に比較しての
不満も高まってきているということが分かります。
逆に言うと、医療機関にはまだまだ、多くの
改善の余地が残されているということでしょう。
Comments are closed