ワクチンについての専門家の判断は・・・
阪大・宮坂名誉教授「今の段階では打たない」 感染リスクとワクチンによる健康被害リスク、判断どうすべきか
米国、英国で、新型コロナウイルス対応のワクチンの接種が始まっています。
どうも、日本では承認申請さえもまだのようです。
専門家の意見はどうなのか?
ニューヨークの病院で14日、新型コロナワクチンの接種が始まり、メディアに公開された。
緊急承認されたファイザーのワクチンは、第1段階として290万回分が米全土に発送されていて、
医療従事者や介護施設入居者の接種を優先するという。
「今の段階では私は打たない」と明言する専門家もいる。
免疫学の第一人者として知られる、大阪大学の宮坂昌之名誉教授だ。
リスクを正しく判断するためには、今後さらにデータが集まってきたうえで、
それを分析することが重要だという。
「大規模な接種が始まっているので、あと3カ月、4カ月すれば安全性のデータは出てくる。
その時点で判断しても全然遅くない。実際それまでワクチンは日本に来ないので、
そういう意味でも慌てることはない。(欧米の様子をみてリスクが低ければ)私は打つだろう。
私は絶対に打たないと申し上げているわけではなくて、リスクを判断する十分なデータがない。
そこで慌てて考える必要はない」
確かに、自分の立場でも、単なる、製薬会社が出したデータだけでは怖い部分はあります。
1960年代にはサリドマイドなどの事件も起きています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%89
慌てて、飛びつく必要はないということでしょうか。
https://blogos.com/article/504295/
一方で、米国では承認後いち早く、コロナワクチン接種広がる、当局者は安全性強調
ニュージャージー州では、ニューアークの大学病院で救急看護師が同州最初の接種者となり、
マーフィー州知事が見守る中で接種を受けた。
ファイザーとビオンテックのワクチンは14日夜までに、事前に指定された
145カ所の配布拠点のほぼ全てに到着。15日は425カ所の追加拠点に
向けて第2弾の出荷が行われた。16日にはさらに66カ所の拠点に出荷される予定で、
米当局者は今週末までに290万回分の配布を目指している。
一方で、医療の状況がひっ迫している、米国では、余裕はありません。
まずは医療従事者から、接種しないと間に合いません。
昨年の今頃を考えると、社会は天変地異の状況ですが
命には代えられません。日本では、静かに、自粛しながらこの
冬を過ごし、他国の状況を見守るしかなさそうです。
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