医療現場の暴力を防ぐには

ふじみ野市立てこもり事件、在宅医療に命を懸けた医師はなぜ射殺されたのか

医療現場の暴力にどう向き合えばいいのか。慶應大の前田正一教授(医事法)は

埼玉、大阪の事件で「医療と暴力の問題が浮き彫りになった」と指摘する。

「医療現場であっても、公共の他の空間と同じように、刑法に該当する暴力に

対しては、すぐに警察に通報することが重要だ。相手が患者というだけで

泣き寝入りする必要はない」。そして、「国や医療機関が組織的に取り組むべき。

有効な対策をとるために、まずは信頼性の高い実態調査が求められている」と提言する。

「これまでは医師が患者に丁寧に説明し、どう診療するかという議論が主だったが、

医師からどのように診療を受けるか、患者に学んでもらう必要があるかもしれない」。

東入間医師会関係者の言葉だ。超高齢社会の中で貴重な医療リソースを活用

するためには、医師と患者が互いに耳を傾ける必要があるのではないだろうか。

立て続けに、患者側からの一方的な事件が起きた。

そして、多くの犠牲者が出た。

社会の閉塞感もあると思う。両事件についても、患者側には絶望感がある。

そして、たぶん、医療側も薄々、この人はまずいとはわかっていても

日常の生活の中で、忙殺されて相談することも出来ない。また、相談すべき

窓口も無かったというのが現状ではないでしょうか。

日常的に、大量の顧客と出会う職務には一定のリスクがある。

例えば、コンビニ、スーパーのレジ、駅の職務、百貨店、その他特に

会話が挟まれるものでしょうか。

そして、医療機関はその内容が、人間の生命と健康に関わる。

人の人生の節目、節目での分かれ道に存在している。

そのような考えると、自然と手厚い態勢が必要だと感じる。

早期に、医療機関、患者側の双方をケアする体制作りを

お願いしたい。

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