高齢者は「大学病院の専門医」をかかりつけ医にしてはいけない
薬は必要な時に必要な分だけ飲む
「先生が言っているのだから」とか「先生に悪く思われるから」
と医師の顔色をうかがい、我慢してしまう人がいますが、
「薬を飲んだら長生きできる」という確証は医師にもないのです。
本来、薬とは体の具合が悪いときに、楽になるために飲むものです。
長生きするために飲むというのが現代の考え方ですが、
その証拠の調査、研究はちゃんと行われていません。
具合が悪いときには、我慢せず、飲めばいいのです。
頭が痛いなら、我慢せずに頭痛薬を飲めばいい。胃が痛くなったら、
胃薬を飲めばいい。必要なときに、必要な分だけ飲むのが、
薬との正しいつき合い方です。
精神科の和田秀樹先生の記事です。
これは確かに、納得できる部分が多いと思います。
私の母も大学病院から戻った時に、
1食毎に10数種類の薬を飲んでいました。
逆に体が悪くならない方がおかしいと思いました。
糖尿病、心筋梗塞、高血圧、など、それぞれの医師から
処方をされています。それでも、それを正しいと信じている。
情報が錯綜する時代になりました。
自分で何が正しいかも取捨選択できる時代です。
なんでも鵜呑みにするのではなくしっかりと
体調がいい時は、薬は飲まないという態度も重要です。
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